此花あかりの屋根裏

全部捨てたった！

私はものをため込まないほうだと思うのだが、
なぜか捨てられなかったものがある。
それを夕べ、ごちゃっと捨てた。

カセットテープ。
何が入ってるって、単に音楽である。
20年前くらいの・・・

学生だったから暇だったんだろう。
えらい丁寧にインデックスを作ってる。

いまうちにはカセットデッキがない。
再生できなくなってから
10年くらい経つ。

なのになぜ持っていたのか、不思議で仕方ない。
（大量だからごみ出すのが面倒だったのかもしれん）

勢い余って、今日は部屋中の大掃除をした。
捨てる基準はいっこ。
「商売道具以外」。

私の部屋からは、もう、過去の痕跡が残ってないんじゃないか。
この人がいままでどういうことが好きで
どういう思い出があって、どういう人とつきあってきたかなんて
さっぱりわかんない部屋になった。
押入れほじくり返しても「過去」がなんにも入っていない。

勢いついでに音楽ＣＤも全部捨てたろう、と思ったが
（過去好きだった音楽は、いま好きじゃないのだ）
中古書店が引き取ってくれることを思い出した。
カセットは誰も引き取らないが、ＣＤは売れる。
お金にしよう。

いらんものにスペースを割いて、
その分家賃が発生していると思ったら
くやしくなったのです。
お金にしてやる～～！

メディア工房、ＯＰＥＮしました

Manga + Media = Manga solution（漫画ソリューション）

此花あかりのメディア工房、ＯＰＥＮしました。

アトリエリブルーム：　http://www.a-rebloom.com/

漫画制作依頼の窓口にもなります。

漫画だけでなく、漫画制作に付随する作業もろともワンストップで
受注可能です。詳しくはＨＰをご覧ください。

オーダーの流れや制作料金も
どなたにもわかりやすく説明しています。

「アトリエ」を持つことが夢でした。
でも、こういう工房だとは思っていませんでした。

人生って不思議。

お土産マイスターによる・その3

今日は午後からお茶マイスターのＫＳさんと打ち合わせして
お土産マイスターからのお土産（そば茶）を渡す。
お茶マイスター、喜ぶ。
「いまブログに書いてるの見てたけど、美味しそうねぇ！！」

しかしお茶マイスターでも裏書にある「ハブ茶」がわからなかった。

ハブ茶って何？

そのあと狛犬マイスター（狛犬好き）のＡＫさんと
神保町の「揚子江菜館」で晩御飯。
どんだけマイスターがいるのって話だが、
とにかくそのマイスターのお勧めで元祖冷やし中華を食べる。

ああそうだ、私は神保町ごはんハンターなのだから
（マイスターとは自分で呼べない）
写真を撮らねば、と思ったが、店内の雰囲気から、
チロリロリン♪と音が鳴るケータイで撮るのをためらってしまった。

揚子江菜館にはキャラクターがいて、それがお店の目印になっている。
京劇のメイクなのだが、さかさにすると別人が笑っているように見える。
ああ、看板なら外から撮れるんだから、チロリロチンと激鳴らして
撮ってくればよかった。ブロガー失格。

・・・ってお土産マイスターのお土産のつづきが
なかなか出てこない展開になってしまった。
えっと、岩手県の世嬉の一酒造による、
「青いシャンパンビア・サムシングブルー」です。

“ヨーロッパで200年以上前から伝わる
幸せな結婚のおまじない「サムシングブルー」。
ブルーは古代より、女性の慎みと誠実、純潔を意味し、
聖母マリアのシンボルカラーでもあります。
また、サムシングブルーには、
「二人の誠実な誓い」という意味もこめられております。
一生の思い出にどうぞ”

・・・なんて書かれたカードを見つめながら、
ひとりで晩酌しましたとさ。

じゅわ～～

・・・ん？　あれ？？

青いビールをグラスに入れた写真、
撮ったはずなのに？　どっか行ってしまった！！！
ブ、ブロガー失格・・・・。

珍しいし、色もパッケージもきれいなので、
ご贈答にいいと思います。
次はふたりで飲もう・・・。

お土産マイスターによる・その2

「お土産マイスター」とは誰かというと
吉村憂希さん（ご本名で「うさぎ」）という人なのですが
よろず相談ごと承ります、みたいなカウンセラーであり、
ＮＰＯ法人の理事長でもある。
漫画稼業の私となんの接点もなく、
会話を重ねて重ねて（てゆーかようしゃべる人で
よう聞いてしゃべって）親しくなったような感がある。

そのうさぎさんからのお土産を続けて紹介させてもらう
マイスターはまちづくりを仕事のひとつにしていることから、
全国の地元産業に関心が深く、出張に行ってはなにかしら
見つけてくるらしい。

今回送ってもらったのは、選考委員に選ばれていた
大阪の「食博覧会」で買ったものと、
故郷の和歌山の名産のミックスであった。

これはですね、和歌山の新生姜を練りこんだ
「しょうがクッキー」ですねん。


ざらめの多さに騙されてはいけない！
しょうがの味がこってり濃厚。うまいっっ！

和歌山の地元のおばちゃんとかが作っているものらしく、
オフィシャルな銘菓ではないが、マイスターはこういう
「隠れた一品」を見つける名人なのである。
（お土産ガイドなんか参考にしたことないし、
ひたすら嗅覚で見つけるんだそう。
ポリシーは、「値段と味がつりあってること」）

定番のお土産、梅干しにもうるさい。

お土産屋で選ぶときは
裏書きを見て、地元で作られているものかどうか
確かめるって言ってた。

今回、いただいたもの以外にも過去にいろいろもらってて
「お土産マイスター」と呼んだのは私なのだが、
ご本人は忙しくてブログに書いたりする暇がない。
食ったもんを日常的に書いている私が
ステキお土産を紹介しています。

お土産マイスターによる・その1

伝承銘菓・「田むらの梅」。

生菓子だからはよう食べろと促される。

梅あんがお餅につつまれて、青じそで巻いてある。
「賜　献上の栄（第1回・昭和3年）、第17回　全菓博名誉総裁高松宮賞受賞、優良施設厚生大臣賞受賞、第21回　全菓博茶道家元賞受賞 」
皇室に献上、約100年の歴史あるお菓子。
http://www.shoeidoh.co.jp/product/kenjyo_tamuranoume/index.html

色がなんとも美しい。


「ぱりっ」と青じそを噛むとしょっぱくて
餡は甘酸っぱくて
これまたいただいたゆず羊羹と一緒に並べてみると



お抹茶に添えたくなったが、
なかったので、同じくいただいたそば茶と一緒に食べました。

このそば茶なにげに素晴らしい。

味が濃い。赤い。
差し入れてくださった方の故郷である、和歌山県の龍神村のお土産。
飽きなくて飲み始めたらもっともっと、って感じになります。