旅は3日目。フリープランでその都度その都度決めて
行っていましたが、七夕祭りはさっと見て
すぐに次の目的地(宇都宮)に向かおうと思っていたんですね。
だってお祭りを一人で3時間も4時間も見ていられると
思えなかったし・・・。
が、宿で知り合ったHさんが
「(ボランティアの現地に行くための)バスが
午前中じゃなくて午後発になってた」と言っていて、
じゃあお祭り一緒に見ましょうよ!と。
で、一緒にチェックアウトして仙台駅へ。
ふたりで長い長い商店街をゆったりと歩く。
ひとつひとつの笹飾りが凝っているので、
どうなってるんだろう??とじっと見てしまいますねー
私がいた時期の仙台は蒸し暑く、
(夜は涼しくてエアコン要らない温度でしたが)
笹飾りが終わるところ?商店街の果て??に
着いた頃には汗だく。
でも活気があるって素晴らしいですね。エネルギー失うどころか
もらった感じがしました。
お祭りはやっぱり東北のエネルギー源。
商店街を抜けたところにある広場で休憩。
お昼ごはんは屋台のB級グルメに。
気仙沼ホルモンて知ってる?
レバーまで入ってて
味噌だれで味が濃い。(東北だから?)
こっちは石巻やきそば。
めんがしっかりしてて茶色い。これまた美味。
※ちなみに前の晩は人気店「利休」でがっつり牛タン食べました。
地元の人も「利休」を勧めていましたが、
サイドメニューがたくさんあるところが人気の理由みたいです。
Hさんとは歩きながらいろんなお話をしました。
福岡の方なので
「これくらいならぜんぜん暑く感じません!」と連呼(笑)
大学が関西だったとのことで、
関西出身の私とはそのあたりの「あるある」でも
盛り上がりました。
こう言いあえたことが何よりの宝。
Hさんとはまた会う約束をして、この日の午後、それぞれの
行き先に向かうためにサヨナラしました。
いろんな支援の仕方があると思うんですが・・・
私は一応復興支援ネットワークの運営委員もしていて、
オフィシャルで行くべきだったのかもですが、
なんというか、自分の中にもある、多くの皆さんが
「支援」だとイメージすることはできないなぁ、
と思ったんですね。
被災された人は皆それぞれで、同じような条件に置かれていても
人を、何かを恨まないとやっていけないくらいの心境の人もいて、
そういう人に必要なのは寄りそいで、
ニコニコ笑顔じゃない場合もあり。
でも、笑って、楽しいことをするのが「自分の幸せ」でもあり、
一緒にいる相手の幸せにもつながるのなら、
シンプルにその方向に向かえばいいのだと思います。
震災後、数か月間いろいろ考えましたが、
「尽くそう」と思うと、ほんとに引き寄せられるように
「尽くされたい(助けてほしい)」人がどんどん寄ってきて、
受け止めきれずにパンクしちゃうんですね。
無理するのやめよう・・・と思いまして。
悲しみを受け止めるだけが、交流じゃない。
とにかく自分に一番向いてることを、
普段からやりたくてやりすぎるくらいのことを
シェアするつもりでいればいいんじゃないかなー、
と・・・。
次回は最後の目的地。栃木県・宇都宮から益子町です。
てか、これは5月に行った陶器市での出会いのつづき。
旅先で蒔いた種はやはり芽吹いたのですっ!
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