いままで山のようにウェディングドレスを描いてきましたが、
一度たりとも「自分ならこんなのが着たい」と
思って見たことなかった。
(他の作家さんはどうか知りませんが、
私はあまり思い入れがないほうが上手に描けます)
付箋いっぱいついてるでしょ。
ぜんぶ描くためなんすよ。
オトナだからシャンパンカラーも良いかなぁ。
着ようと思ったことがない、っていうのは
べつにそういうのがくだらないとか
恥ずかしい、って気持ちではなく、
ましてや式にお金をかけるなら他のことに・・・とか
シビアな感覚でもなく、
なんとなく自分の(内側の)世界になかった、というくらいだ。
結婚しようと思ってた相手に
「式挙げるか」と話をされたことが
なかったせいかもしれない。
(ん?自分がしなかったからか・・・)
・・・って、いきなりこの記事から読んだ人は、
此花さん結婚するんだ!・・・って思われるでしょうが、
ちがうよ。
この記事から読んでね。
http://www.a-rebloom.com/blog/2012/06/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9.html
とりあえず、カタログ見るだけではなく
ドレスショップなどで素材を見に行ってみたり、
どんなドレスが欲しいのか(欲しい、という気持ちを
かきたてるところから始めるのだが)
考えていく次第です。
ダンドリ的には、
私は今月中につくりたいドレスのイメージを固めて
採寸しなきゃいけないそうなので
(ん?ひとりではできないのだが・・・誰にやってもらうのだ?)
7月にはプランナーさんにオーダー表を渡し
たぶん夏とかには
自前のウェディングドレスを着てる。
「なかった世界」がある不思議さ、ってあるだろうなぁ。
平行宇宙で、
私が当たり前に持ってる世界観を
持ってなくて、
それが「ある」とわかったときに
同じようにビックリする人もいるんだろうなぁ。
ちょっと心配してるのは、「向こう側の世界」だから
漫画に描けたのであって、こっちに来たら
上手に描けなくなるんじゃないか、ってこと。
ま、ドレスが自分の世界に入ってきたら
考えましょうか。
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