前回の記事を梅鉢オーナーご夫妻にご報告すると同時に
現場で撮った写真群をお送りしたら、
お返事をいただきました。
あのあとも、ボランティアや工事関係、
お仕事、ライブやイベントなどの目的でいらした方々が
たくさん泊まられたそうです。
そして今秋、仙台を訪れる知人も梅鉢さんに泊まると
言っていました。
こんなことが人との縁を運んで、
小さいけれど盤石なネットワークを築いていけたらいいなぁ、と
思います。
さて。続き。
ポストの上にお魚。
宮城に着いて2日目に行きました、
ここは塩釜。 (仙石線・本塩釜駅)
仙台湾にある町です。
魚が主張しているのは漁港の町だから。
だけどここは津波の被害にも遭いました。
いまでもすこし爪跡が残っています。
駅前付近の信号機は電気が復旧したいまもまだ点いていません。
歩いているだけじゃわからないけど、
解体を申し込んでいる建物がたくさんあり、
順番待ちでなかなか解体できないそうです。
塩釜と言えば、お寿司。
リアルタイムでTwitterしていたので
食通さんから「○○が美味しい」というリプを
受けまくっていたのですが、
私が選んだのは駅近の「すし哲」。
http://r.tabelog.com/miyagi/A0404/A040404/4000002/
(店主の写真は撮るのを憚られましたので、その作品を・・・)
いやもちろんお寿司は涙が出るほど美味しかったのですが、
お店も活気がありました。
(人気店なので並ぶことも多いそうですが、震災後だからか、
平日だったからか、満席ではなかったです)
カウンター席に座ったのですが、きっと何度も聞かれたであろう
被災の状況を、店主自ら丁寧に話してくださってました。
「すし哲」さんは50日程度で再開できましたが、
他の店はもっとかかったそうです。
また、これは泊まった宿のオーナー夫妻もおっしゃっていたことですが、
3.11よりも、4.7の地震の方が大変だったそう。
地盤が緩んだり建物に亀裂が入っていたせいかもしれないけど、
とても余震とは思えないレベルだったと。
ここはマリンゲートといって、観光船の出るところ。
2階から津波の様子を映した映像がyoutubeでUPされていますが、
1階の窓ガラスが全部割れたんですよと
スタッフの方が言っていました。
桟橋。映像ではここから波が入ってくるところが映っていました。
初めて訪れた場所なので
それが通常なのか、被害の跡なのかわからないのですが、
この付近は臭いがすごかった。
ここから船に乗って松島へ。
さすが日本三景、
きれいだなぁ、と思う傍ら、
船を叩きつける波が少しこわかったです・・・・・。
赤マルが次の目的地の松島です。
塩釜から北に、湾に浮かぶ島々を周遊して
行っているわけです。
この島々が防波堤となり、瑞巌寺など、
貴重な文化財が津波の被害から逃れたのが
松島。
松島は観光客に向けた宿がようやくオープンしたそうで、
大勢の人で賑わっていました。
(もっとも、夏休みですから通常はもっとすごい人なのかもですが)
写真の場所は瑞巌寺。
瑞巌寺は個人的にすごーーーく好きになった場所なのですが、
すでに記事が長くなったので、
次回に。
(予告通り「旅の仲間」のことじゃなくてスミマセン・・・
配分まつがえた・・・)
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